第二新卒で転職活動をしていると、「第二新卒歓迎」という求人をよく見かけると思います。
でも、様々な業種の様々な企業が第二新卒歓迎と言っているものの、「第二新卒っていっても社会人歴長い人だけでしょ」「第二新卒じゃないと集まらないような会社」と思っている人も多いと思います。
そこで今回は、第二新卒で転職した私が第二新卒歓迎の求人を出している企業は実際やばいのかどうかお伝えしていきたいと思います！
目次
第二新卒歓迎の企業の中にやばい企業はある⋯！
まず最初に、第二新卒歓迎の企業にやばい企業はある、ということをお伝えしておきます⋯。
実体験でもありますし、求人を見ているだけでも分かることもあります。
とはいえ「やばいって何だよ！」と思われる方も多いとは思いますので、まず最初に何をもってやばい企業としているのかをお伝えしていきます。
やばいポイント①給料が低い
まず、給料の低い企業はやばいと言えるでしょう。
第二新卒歓迎の求人には、第二新卒の初任給とはいえ「かなり節約しないと暮らしていけない⋯」という会社も少なくありません。
また、最初だけ低いだけならまだしも、昇給スピードが遅かったり、どれだけ頑張っても大して稼ぐことのできない企業も多く存在しています。
お金が全てではありませんが、お金がないと生活することはできません。
給与や各種手当の額面はしっかりとチェックが必要です。
やばいポイント②残業時間が長い
第二新卒歓迎の求人の中には、残業時間が多い企業もよく見受けられます。
第二新卒歓迎の求人には中小企業などの未上場の会社も多いため、従業員の扱いが少しおろそかでも批判を受けにくいことが理由の1つとして考えられます。
また、見込み残業代が払われておきながら「残業はほぼありません」と伝えている企業も多く、実際の情報とは異なることも多々あります。
もちろん中には見込み残業代を払っていても残業時間が無い企業もありますが、30時間を超えるような見込み残業代を支払っていれば残業はほぼ確実にあると言えます。
第二新卒歓迎の求人には残業時間が長い可能性のある企業が多いということも押さえておきましょう。
やばいポイント③口コミの評価が低い
第二新卒歓迎の求人のほとんどは優良企業と比較して口コミの評価が（５段階評価の場合）１くらい低いことが多いです。
口コミで判断するのは良くないとは言われますが、少なくとも一定数悪く感じている社員がいる会社であるということは認識しておきましょう。
いわゆる大手企業や福利厚生が整っているとされる企業の多くはなんだかんだ口コミの評価は高いです。
口コミが全てではないものの、身構える必要のある企業が多いということは知っておいてください！
やばい企業の見極め方
ここまでで第二新卒歓迎の企業のうちどんな企業がやばい企業なのかが分かってもらえたかと思います。
そこでここからは、やばい企業を見極めるポイントをお伝えしていきたいと思います！
資本金や従業員数を見る
企業のHPなどを見れば、その企業の資本金や従業員数、設立年などが分かります。
その企業が何年くらいの会社でどのくらいの規模の会社なのか、同じような規模の優良企業と比較してみると何が一緒で何が違うのか⋯ということをチェックすることで、企業について知ることができます。
近年業績が右肩下がりになっていたり、資本金がやたら少ない会社であれば、「この会社ちょっとやばいかも⋯」と判断することもできると思います。
これだけで判断するのはまずいですが、一つの有力な判断材料になることは間違いないでしょう！
募集要項を隅々までチェックする
企業の募集要項は採用に関する情報が盛りだくさんなので、しっかりとチェックするようにしましょう！
また、書いていないことに関しては積極的に調べるようにし、欲しい制度や過去の実績などで気になるところは明確にすることをおすすめします。
もしそこにあまりにも低い基本給が載っていたり、福利厚生が全く整っていなかったりするのであれば、「あ、やばいかも⋯」と警戒するようにしましょう！
会社の離職率を見る
離職率の高い企業はほとんど何かしらの問題を抱えていますので、避けておく方が良いでしょう。
もちろん、「力をつけたから転職して新しいステップに進む」という人が多い企業もあるでしょう。
しかし、そういった企業は同時に競争も激しく、ついていけずに辞めていく人も多いのが事実です。
どうしてもその会社でなければいけない理由があるのであれば仕方ないとは思いますが、離職率が高い企業は基本的にやばいと思って避けるのが無難でしょう⋯。
いい企業はやばい企業をまず避けて探す！
ここまでで第二新卒歓迎のやばい企業の見極め方は分かったかと思います！
あとはこれに当てはまらない企業を中心に選考を進めていけば、いずれ自分の行きたいと思える企業に出会えると思います！
転職エージェントや転職サイトを信じすぎてはダメ！
ここで一つ注意点として、「転職エージェントがこの企業を褒めていたから」「転職サイトでいいと思ったから」という理由だけで会社を判断しないようにしてください。
転職エージェントの方は親身になって話を聞いてくれる方も多く、求職者のために企業を紹介してくれているのは事実です。
本当に求職者に合った企業を紹介してくれる転職エージェントや転職サイトもあるでしょう。
ただ、転職エージェントも転職サイトも、少なからず自分達の利益のために動いていますので、絶対に嘘をついていないという保証はありません。
また、伝えていないだけでやばい部分がいくつもあるという可能性もあります。
自分で情報収集することを忘れないで！
もし転職エージェントに紹介してもらった企業を「この会社いいな」と思ったり、転職サイトで見つけた企業に魅力を感じることがあれば、必ず自分で情報収集をするようにしましょう！
転職エージェントや転職サイトの運営会社に質問してみるのもいいですし、会社のHPを見てみたり募集要項を調べてみてもいいと思います。
自分が「いいな」「魅力的だな」と思ったところは本当にそうなのか、またそれ以外にやばい会社の要素があるかどうか、しっかりチェックするようにしましょう！
ちなみに、私が活用していた転職エージェントについて比較した記事（こちら）もありますので、併せて読んでみてください！
まとめ
いかがだったでしょうか？
第二新卒の転職活動を成功させるためのポイントはこちらの記事にまとめてありますので、是非ご覧ください！
第二新卒歓迎の求人にやばいと言われる企業は存在します。
もし転職活動をしていれば、「この会社には入りたくないな⋯」と思ってしまう企業に出会うこともあるかもしれません。
ですが、第二新卒歓迎の求人の中にもしっかりと優良企業があるのも事実です。
しっかりと情報収集をして、自分に合った「やばくない」企業を見つけてみてください！
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