どうも!こだっちです!
私は新卒一年目なんですが、第二新卒として転職活動を行い、9/30をもって退職し、10/1から新しい企業に入社することが決まりました!
私は8月初めから上司や人事に退職の意向を伝えていたのですが、そう簡単には辞めさせてくれなかったんですよね。
特に、新卒一年目で辞める、というのがなかなか難しいなあ、と感じていました。
法律上、退職する2週間前にその旨を会社に伝えれば辞められる、と言いますが、実際にそんな直前に辞めるなんて伝えたら、恐らくその企業の人との関係は悪化してしまうでしょう。
そこで今回は、私の経験や周りの人の退職の経験をふまえて、第二新卒として転職する人や、新卒一年目で会社を辞める人に向けて、上手な退職の仕方をお伝えしていこうと思います!
目次
退職はいつまでに伝えればいい?
まず、「退職します!」という意思は、いつまでに伝えればいいのでしょうか。
様々なサイトで説明されていますが、法律上は退職日の2週間前までに伝える必要があるようです。
期間の定めのない雇用、つまり正社員として雇われている一般的な正社員の場合、労働者はいつでも退職を申し出ることができます。
会社はホントに辞められる?
また、会社の承認がなくても、民法(明治29年法律第89号)の規定により退職の申出をした日から起算して原則として14日を経過したときは、退職となります(民法第627条第1項)。
ただし、期間の定めのある雇用、契約社員などの場合は別です。
期間を決めて雇用されている場合などを除けば、法律的には「退職します!」と言ってしまえば、2週間後には退職可能ということです。
「なんか退職って簡単にはさせてくれなそう⋯」というイメージを持っていた人からすると、拍子抜けしてしまうのではないでしょうか。
実際私も「そうなの!?」と驚きました。
しかし、実際に退職を伝えてみて思ったのは、いくら法律上問題ないとはいえ、そんな簡単に退職の対応をしてくれるわけではありませんでした⋯。
そこで、実際に私が体験した退職を申し出た後の困難とその対処法について、紹介していこうと思います!
退職しにくいパターン①「繁忙期や引継ぎが難しい等で対応してもらえない」
まず、退職しにくいパターンとして、会社が繁忙期であったり、自分の業務を引き継ぐ時間が十分に確保できていない場合があります。
当たり前ですが、企業の人からすれば「この忙しい時期に…!」という気持ちになってしまいます。
そうなれば、まともに対応してくれないことや、ひどいと怒られて退職の希望自体無かったことにされる、なんてことも、未熟な上司であればあり得る話です。
法律上問題ないとはいえ、強く言われてしまうと引き下がってしまう人もいると思います。
私の場合、退職を申し出たタイミングは、会社としては決算の為の様々な手続きが行われているタイミングであったため、最初は「今は我慢の時だよ」の一点張りで終わってしまいました…!
自分の「退職したい!」という思いをしっかりと伝えるためにも、時期を見計らったり、退職に必要な期間を考えておくことは必須ということです。
退職を申し出る際に注意するべきこととして、繁忙期を避けることや、引継ぎのための時間をしっかりと確保した退職準備期間を設けておくことがあげられます。
退職しにくいパターン②「事情を受け入れてもらえない」
正直に自分の退職理由を伝えるだけではすんなり辞めさせてくれない、というのもよくある話ですよね。
私は退職の意思を伝える際、最初は上司に「会社の何に不満なの?」と聞かれ、素直に思っていたことを答えていました。
しかし、その結果会社の悪口だけを言う学生気分の抜けない新卒一年目としか扱ってもらえず、上司を説得するのに苦労しました…。
最終的に自分のやりたいことのために別な会社に行きたいということを強く伝え、退職できることになりましたが、会社の悪いところを言っているだけでは、上司を納得させることはできなかったと思います。
退職をしたいと思ったら、退職を考えている理由のうち、どれが伝えるべきもので、どれが伝えない方が良いものか、見極めることが必要になってきます!
例えば、「基本給が低い」ということは言わずに、「営業からエンジニアに転職したい」というように、自分が今の会社から出ないといけない理由を伝えるのが良いでしょう!
それに、今後どこで一緒に仕事をするか分からないですし、あまり会社の悪口を言うのは得策ではありませんよね。
会社の人に話すなら、まずは自分の上司から!
退職のタイミングを決めたなら、そこから逆算して必要な時期に退職の意思を上司に伝えましょう!
ここで重要なのは、まず初めに上司に伝える、ということです。
私はある同期に転職を考えていることを話してしまっていたのですが、なぜかその同期が他の人にも話してしまったようで、一度上司に辞めないようにとカウンセリングのための面談を設定されてしまいました⋯。
上司はもちろん、同じグループの先輩もその面談には参加し、私に対してそれまでにないくらい優しく接するとともに、辞めないよう強く釘を刺されてしまいました⋯。
こういったことをされると、義理を感じてしまう人は「あの時優しくしてもらったから言いにくいな⋯」と、退職の話をし辛くなってしまう可能性があります。
ですので、退職を考え相談したい際には、相談したいからといって周りの人にとにかく相談するということはせずに、会社外の人に相談するか、口の堅い信用できる人にだけに相談することが必要だと思います。
マナー的にも、退職という重要な話はいつもお世話になっている上司に最初に話すのがベストです。
退職期間もふまえた転職活動を!
退職には意外と時間がかかるということが分かったと思います。
そのため、転職活動が思いのほかうまくいって早く終わったとしても、退職できずに内定先から「もっと早くに入社できると聞いていたのに⋯」と、内定を取り消しされてしまう可能性も、0ではありません(ほとんどないとは思いますが⋯)。
基本的に内定をもらった後はこちらの方が条件を指定しやすいですが、入社日などは企業の教育体制にも影響を及ぼすため、自分が希望する日時に入社できない可能性も出てきてしまいます。
9月末に退職し、10月1日に入社しようと思っていたが、退職が伸びて11月末退職になったとします。
偶数月しか入社を受け入れていない企業であれば、12月1日入社になってしまい、1か月キャリアに空白期間ができてしまう⋯なんてこともあり得る話です。
もちろんもっと自分に合わせてくれる企業も多いとは思いますが、そうでない場合に備えて、自分の退職にかかる期間もふまえた転職活動を行うのが良いと思います。
転職する1か月前くらいには上司を説得して退職できる状態にしておくくらいが良いと、個人的には考えています!
まとめ
いかがだったでしょうか?
私は新卒一年目で退職するということもあり、上司を説得することがとても難しかったです。
特に、「企業を否定するような理由で辞めるわけではない」ということを伝えることに苦労していました。
社会人である以上、今後どこで出会うか分かりませんので、できるだけ穏便に退職したかったんです。
退職は、自分にとっても企業にとっても大きな出来事になりますので、しっかりとタイミングを見計らったり、準備をしておくことが大切です。
第二新卒で転職を考えている人は、ただ転職活動をして新しい企業を探すだけではなく、自分が新しいスタートを切るための準備として、退職の準備を進めておくようにしてください!
計画的な退職準備を心がけましょう!
皆さんの人生が少しでも良くなることを祈ってます!
以上、こだっちでした!
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