Re100の読み方とは?Re100の加盟企業や取り組みを知ろう!【脱炭素】

脱炭素

この記事を読めばRe100について読み方から取り組みまで完璧に理解することができます!

どうも、こだっちです!

地球温暖化が問題視される今の時代、脱炭素を企業が意識しているかどうかはとても注目されています。

脱炭素を意識した企業活動の一環として、「Re100」という国際イニシアティブがあります。といっても、「Re100ってなんのこと?読み方は何?」「Re100が具体的にどんな団体か分からない⋯」という人は多いと思います。

そこで今回は、Re100とはなんなのか、どんな団体で何を目指しているのか、さらにはRe100が生まれた背景と今後について紹介していきます!

今回紹介する内容でRe100については一通り学ぶことができますので、ぜひ読んでみてください!

Re100とは?読み方は?

「Renewable Energy 100」の略!

Re100とは「Renewable Energy 100」の略称であり、直訳すると「再生可能エネルギー100」となります。Re100は数多くの国々の企業がある目的を目指している団体である「国際イニシアティブ」の一種です。

企業活動に必要なエネルギーを再生可能エネルギー100%に!

Re100は企業が事業活動で消費するエネルギーを100%再生可能エネルギーでまかなえるようにすることを目標としています。

Re100は世界全体で地球温暖化対策に取り組むことを目指す国際イニシアティブで、企業活動で二酸化炭素を極力出さない未来を目指しています。再生可能エネルギーは二酸化炭素を発生させることなく生み出される電力です。そのため、地球温暖化を抑えつつ企業活動も継続していくためには、今後企業が再生可能エネルギーの利用率を高めることが求められてくるのです。

Re100に登録している企業が率先して再生可能エネルギーを企業活動で利用していくことで、持続可能な社会の実現を目指しているのです。

現在の加盟企業数は300社以上!

Re100には現在世界の300社以上の企業が登録している!
(引用:RE100とは?加盟企業や電力供給の仕組みについて解説 | 【公式】RE100電力株式会社 (re100-denryoku.jp)

Re100には現在世界で300社以上の名だたる大企業が登録しています。海外の有名な企業の例としてはGoogleやApple、スターバックスコーヒーなどアメリカの大企業や、ネスレなイケアどの欧州の企業も多く登録しています。

日本ではリコーが最初に登録をし、現在はソニーや富士通といったIT大手企業から積水ハウス、イオンなど幅広い業界の企業が登録しています。

Re100が生まれた背景

地球温暖化が原因

Re100は地球温暖化が原因で生まれた国際イニシアティブです。

世界で現在最大の問題といっても過言ではないのが「地球温暖化」。地球温暖化は産業革命以降の人間の産業活動による温室効果ガスの急激な増加により起こっているとされています。

温室効果ガスの中でも我々の活動で最も排出されるのが二酸化炭素(CO₂)です。中でも生活や企業活動に欠かせない電気を生み出す際に発生する二酸化炭素の量はとても多いです。そこで電気を生み出す際に生じる二酸化炭素を減らすために、自然の力(太陽光、風力など)を利用して生み出された電気である「再生可能エネルギー」が注目されているのです。

再生可能エネルギーとは?

再生可能エネルギー(Renewable Energy)とは自然界の力を利用して作られるエネルギーのことで、その最大の特徴は枯渇することがない資源を利用して作られることです。

太陽光や太陽熱、水力、風力、バイオマス、地熱などのエネルギーは、一度利用しても比較的短期間に再生が可能であり、資源が枯渇しないエネルギーです。これらは、「再生可能エネルギー」ともいわれます。

引用:総論|再エネとは|なっとく!再生可能エネルギー

現在多くの国で電気を生み出す際に使われている化石燃料(石炭、石油など)は使用に伴い二酸化炭素などの温室効果ガスを発生し、地球温暖化を促進してしまいます。

また化石燃料は採掘できる量が限られています。技術が進歩して新しい埋蔵場所が発見されているとはいえ油断はできません。

人類がいつまでも地球で暮らすためには、化石燃料に頼ってばかりはいられないのです。

企業活動への世間の目が厳しくなっている!

近年企業が地球温暖化対策(いわゆる脱炭素)としてどんなことをしているのか、国や企業だけでなく投資家や一般人といった世間の目が向けられるようになっています。

投資家の間では現在「ESG投資」という動きが盛んです。ESG投資は企業が利益だけではなく地球環境など社会に貢献しているのかをチェックし投資する動きです。ESG投資の中では地球温暖化に対する取り組みは最も注目されており、企業がどのくらい脱炭素に向けて動いているのかが資金集めに関わってくる時代になってきています。

また、地球温暖化は人間が今後生きていくためには解決しなければいけない問題であり、昔のように「世界の大きな問題で自分には関係ない」「今生きている分には大丈夫」では済まなくなってきています。特にアメリカの10代~20代を中心とした「Z世代」と呼ばれる世代の若者たちは、今後自分達が生きていく地球を守ろうとする意識がとても高いです。世界ではZ世代の人々を中心に環境意識の高い人々が増えてきていて、「環境を無視して作られた製品は買わない」「脱炭素を意識した企業の商品だけ買う」といった動きが広まってきています。

世間からはRE100の目指す再生可能エネルギーを100%利用した企業活動が今後より一層求められるでしょう。

再生可能エネルギーの利用は世界で広がっている!

ヨーロッパを中心に再生可能エネルギーの利用率は高まっている!

現在、ヨーロッパを中心に脱炭素の動きが広まっており、その取り組みの一環として再生可能エネルギーの利用が積極的に行われています。下記のグラフのようにヨーロッパの多くの国々が再生可能エネルギーの使用率を高めてきており、これに負けじとアメリカや中国なども再生可能エネルギーに積極投資を行っています。

ヨーロッパの主要国は2020年における再生可能エネルギーの利用率目標を大幅に上回って達成した
(引用:欧州各国と日本の全発電量に占める自然エネルギー比率の推移|出典:EU統計データなどより作成

また、2021年に開催されたCOP26(国連気候変動枠組条約第26回締約国会議)では議長国のイギリスが各国に石炭火力発電所の徹底廃止を求めました。地球温暖化がそれほどに深刻な問題であり、早急な取り組みが必要と考えてのことです。もちろん発展途上国を中心に大きな反発も起きましたが、地球温暖化を止めるためには再生可能エネルギーの利用は欠かせません。

このようにヨーロッパだけではなく世界で再生可能エネルギーの利用率を高めることが求められており、Re100の目標は世界の目指す姿と一致しているのです。

再生可能エネルギーは供給が不安定

地球温暖化を止めるために注目されている再生可能エネルギーですが、問題点もあります。特に問題視されているのが供給力の不安定さです。

再生可能エネルギーは自然の力を利用して電気を生み出します。例として太陽光発電を考えてみましょう。

太陽光発電の場合は、太陽光パネルに太陽の光が当たることで発電できる仕組みになっています。太陽の光は自然の力であり、太陽光発電は二酸化炭素を発生することもありません。現在多くの国で太陽光発電が再生可能エネルギーとして注目を集めています。

太陽光発電は太陽光が安定している場所で利用できる

しかし、太陽光はいつも地上に降り注いでいるわけではありません。気象条件が整わなければ何日も太陽が雲に隠れてしまうこともありますし、太陽の光の量が十分に地上に届かないこともあります。もちろん夜は太陽の光を利用することはできません。

このように太陽光発電に不利な状態が長引くと、十分な発電を行うことができず、電力が不足してしまいます。そうすると企業活動や人々の生活に大きな支障をきたしてしまうため、供給力の安定化は太陽光発電を普及するために解決しなければいけない問題となっています。

この問題は再生可能エネルギー全般に言えることです。他にも気象条件や地理条件が合わない地域では再生可能エネルギーが利用できないなどの問題もあります。Re100の目指す企業活動に必要なエネルギーを全て再生可能エネルギーでまかなうためには、今後これらの課題を世界で共有し解決していくことが求められます。

日本は少し遅れている

Re100に日本企業は複数登録していますが、日本全体としては再生可能エネルギーの利用率は世界の中では低く、特に先進国の中ではトップクラスで低いです。

日本の電力比率に占める再生可能エネルギーの割合は先進国の中でアメリカに次いで低い
(引用:IEA「Data Services」、各国公表情報より資源エネルギー庁作成

日本は一時期原子力発電を利用して電力発電における二酸化炭素排出量を抑えていましたが、2011年3月の東日本大震災によって原子力発電の利用率が低下し、一気に火力発電の割合が増加しました。その後も他の再生可能エネルギーの利用を促進することがなかったため、世界に後れをとってしまったと言われています。

COP26では岸田文雄首相が「日本は今後も石炭火力発電をしばらく続けていく」と宣言したことにより、「化石賞」という不名誉な賞を贈られることもありました。

日本も技術力では世界に劣っていないはずなので、様々な再生可能エネルギーの利用を検討し、普及していって欲しいと思います。

Re100を達成するために私たちにできること

再エネ利用している企業の商品・サービスを利用する

Re100の目標を達成するには、企業だけが努力するだけでは足りません。企業の商品・サービスを利用するわれわれ消費者もRe100の達成を考えた行動を取ることが求められます。

例えば、Re100に登録している企業の商品やサービスを積極的に利用するようにすることは、誰にでもできることです。また、Re100に登録している企業の中でも再生可能エネルギーを利用して商品やサービスを提供する企業を利用することも意味のある行動ですよね。

投資を行っている人は、利益だけではなく再生可能エネルギーの利用をどのくらいしているのか、今後どのくらい設備投資していく予定なのかに注目してみるべきです。

このように再生可能エネルギーの利用を行っている企業が注目され、商品やサービスが利用されることでその企業に資金が集まるようになります。それによってより再生可能エネルギーの利用を進めることができ、Re100の実現が見えてくるのです。

Re100は企業の努力だけで達成することは難しく、人々の応援があって達成することができるものなのです。

まとめ

今回の記事では、Re100という国際イニシアティブについて紹介いたしました!企業が活動するうえで必要となるエネルギーが全て再生可能エネルギーになれば、脱炭素化が進み地球温暖化を抑えることができます。

Re100に加盟している企業が再生可能エネルギーの利用率を高めていくことで、Re100に加盟していない企業の再生可能エネルギーの利用率も高まっていくはずです。Re100の取り組みに今後も注目していくと共に、我々も購買行動などを通じて積極的に応援していきましょう!

また、私のブログでは脱炭素に関わる言葉の解説(こちらの記事を参照)、オーツミルク(こちらの記事を参照)やベジミート(こちらの記事を参照)についても紹介しています!脱炭素に興味がある方には魅力的な情報をまとめておりますので、ぜひ見てみてください!

以上、こだっちでした!

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