どうも!こだっちです!
就活していると、いわゆる「ブラック企業」というワードに注意する方って、多いんじゃないでしょうか?
私は就活期、ベンチャー企業を見ていたので、「ブラックなとこに当たったら仕方ないかな…!」なんて思ってたんですが、やっぱり
- 「住宅補助がないと厳しい…!」
- 「こんなに残業しても残業代追加で出ないの…?」
という苦しみをいくつか味わっています。
同時に、
- 「完全週休二日制でよかった!」
- 「独自の休日がある!」
と、「この制度・仕組みがあって良かったー!」ということも感じています。
そこで今回は、「企業選びで注意するべき福利厚生」に関して、実際働いてみた感想とともに、
- 休日日数
- 「○○補助」があるかどうか、またそれが給料に含まれるかどうか
- 賞与・インセンティブの仕組み
- 見込み残業代とその時間
- 育児休暇取得率
の5つの点に絞ってお伝えしようと思います!
目次
ホワイト・ブラックの境目は?
まず、そもそも「ホワイト企業」と「ブラック企業」の境目なんですが、明確な定義はありません。
なので、皆さんが働く上で何を重視するのかを軸に、企業のホワイト・ブラック度合いを判断する必要があります。
労働時間や休日日数、各種手当など、福利厚生だけでも様々な基準が生まれると思います。
働く上で、自分が重視するところはどんなところか、まずは考えてみましょう。
例えば、労働時間が長ければブラック、と捉える人は多いですが、人によっては「これだけ働ければ、周りより成長できる!」と、労働時間がブラックかどうかの基準に含まれない人もいるはず。
このように、人によって基準は様々ですので、何を重視するか、この機会に一度考えてみてください!
今回、私の経験をもとに注意点を紹介しますが、読んでいて「私はここ気にしないな」という部分があったら、遠慮なく読み飛ばしてください。
どんな人が福利厚生に注意すべき?
基準を考える上で、福利厚生を企業選びの際に重視するか、迷う人は多いと思います。
私は、就活の時期に「やりたいことや事業内容から会社を選ぶのが大切」と教わり、それが正しいと感じていたので、福利厚生を後回しにして就活をしていました。
しかし、いざ働いてみた時に、メリハリを持った働き方、つまり、働くときと休むときを明確に分けたかった、ということに気付きました。
そう思った時、「会社の制度・仕組み的に、メリハリを持った働き方が可能なのかどうか、就活期にしっかり考えておけば良かった…!」と、後悔してしまったのです。
ですので、この記事を読んでいる皆さんの中で、「仕事とプライベートの時間はしっかり分けたい!」という人は、ぜひ紹介する点について、考えて頂ければと思います!
気を付けないと、ほんとに後悔しますよ。笑
福利厚生で注意すべきポイント
私が今回紹介する福利厚生で注意するポイントは、以下の5つのポイントになります!
- 休日日数
- 「○○補助」があるかどうか、またそれが給料に含まれるかどうか
- 賞与・インセンティブの仕組み
- 見込み残業代とその時間
- 育児休暇取得率
それでは、一つずつ解説していこうと思います!
休日日数
まず、その会社が基本的に年間何日のお休みを従業員に与えているかです。
会社の休日日数って、ほんとに企業によってバラバラなんですよね。
企業の規模が大きくなるほど、一般的にはお休みの数は増えていきますが、それでも「こういう企業は休みが多い!」という明確な基準はありません。
ですので、自分でマイナビリクナビサイトの企業の紹介ページの休日日数の実績を見たりと、実数ベースで情報を手に入れることが大切です。
また、休日日数について考える際に忘れてはいけないのが、週休二日制と完全週休二日制の違いです。
「完全がつくかつかないかでそんな変わるの?」と思われるかもしれませんが、この二つは全く異なります。
週休二日制は、一ヶ月に一回だけ一週間に2日休む日があればいい、というルールになります。
一方で、完全週休二日制の場合、基本的に週に二日間はお休みが保証されています。
仮に働くことになった場合は、大体休日出勤分の賃金が発生するようです(ただ、この出勤時間が見込み残業時間内に収まる場合、賃金が出ないことも…!注意です)。
このように、実績やお休みの仕組みによって、企業の休日日数が変わってきます。
注意してくださいね…!
「○○補助」
次は、交通費や家賃に関する補助金です。
基本的にどの企業も何らかの補助金が付与されますが、内容に関しては企業ごとに異なります。
例えば、交通費補助です。
企業によって、全額負担だったり、支給額が決まっていたりと、その内容はバラバラです。
また、勤め先からの距離によっても、補助の有無が変わる企業も多いです。
また、家賃補助に関しても同様のことが言えます。
こういった補助は、働いていないと意識しないと思いますが、有無によって生活費に大きく影響してくるため、非常に注意すべき部分になります。
ぜひ、会社の○○補助について、
- どんな内容の補助なのか?
- お金が出るとしたらいくらなのか?
- どんな条件を満たせば対象になるのか?
といったことに注意して確認してみてください!
賞与・インセンティブ
企業が賞与やインセンティブについても、「どのくらいあるのか・もらえるのか」ちゃんと確認しましょう!
賞与やインセンティブは、当たり前ですがその企業ごとに金額が変わってきます。
賞与であれば、給料○ヶ月分だったり、企業のその年の業績によって変わることもあるでしょう。
賞与があるからと言って、お金がたくさんもらえるとは限らないのです。
もっと危険なのがインセンティブです。
インセンティブの仕組み次第では、「どれだけ頑張っても雀の涙ほどしか手元に入ってこない…」なんてこともあります。
よく、「うちは実力主義で、インセンティブ次第でたくさん稼げるよ!」と言っている企業を目にしますが、仕組み次第ではあまり稼げないこともあるでしょう。
聞いた話では、「インセンティブがある」と言われて入ったら、実は「その年で一番利益を出した人にだけ年一回10万円だけ払います!」という、雀の涙みたいな金額しか払わないインセンティブ制度もあるそうです。
賞与やインセンティブに関しては、しっかり調べて、「どんな仕組みで生じるんだろう?」と、疑問を持つようにしましょう!
残業
言わずもがな、残業時間は、仕事とプライベートを分ける上ではもちろん、仕事を充実させるためにも重要です。
よく、残業に関して、
「残業する分仕事をしているわけだから、同世代の中で市場価値高められるよ」
という意見を耳にします。
この意見について、間違っていないこともあるとは思いますが、2点注意することがあります。
一つは、人間である以上、生産性を高く保つためには、ある程度の休息が必要であることです。
皆さんも、徹夜してレポートを書いたりしていると、段々効率が落ちて結局進まない…なんてこと、ありませんか?
仕事でも同じで、やはり人が集中できる時間は限られており、長く働けばその分成果や成長に繋がる、とは一概には言えないのです。
二つ目は、本当にその仕事が自分の市場価値の向上に繋がるのか、という点です。
仕事の中には、自分の成長に繋がる仕事と、仕方なくやらざるをえない仕事があります。
この比率が大切で、前者が多いのであれば残業して成長することもあるとは思うのですが、後者が多いのであれば、なかなか自分の成長が見込めません。
以上二点をふまえて、
- 体をしっかり休めつつ、働く時はバリバリ働きたい!
- 自分の成長に繋がる仕事に重点をおきたい!
という人は、闇雲に長い時間働くよりも、残業時間に関してしっかり調べておくことをオススメします。
育児休暇取得率
最後は、育児休暇取得率です。
特に女性は注意していると思うのですが、男性が取得できているのかどうかも、このご時世非常に注意すべきポイントになってきています。
というのも、現代は男性と女性の家庭での役割に差がなくなってきており、男性も育児休暇を取得できれば、子育てがかなり楽になるからです。
男性の育児休暇取得率ですが、「取得できているよ!」と言っている企業は多いものの、その割合や取得期間は様々です。
ぜひ、説明会や面談などで確認し、「男女ともに育児休暇はとれるのかな?」という疑問を解決しておきましょう!
まとめ
いかがだったでしょうか?
働くことに意義を感じることはとても大切です。
しかし、生きていく上で、体や家庭、金銭面などについても考えて仕事を選ぶ必要があることも事実です。
何を重視するかは人それぞれだと思いますが、自分の価値観や経験をふまえて、福利厚生についても考えてみてほしいと思います。
皆さんの就活が少しでもうまくいくよう祈っています!
以上、こだっちでした!
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